以下の文章は本家ブログ記事の Django 1.5.1 released を訳したものです。


Django 1.5.1 がリリースされました。先月リリースされた 1.5 のバグ対応のリリースです。

1番大きな修正は Django 1.5 のメモリリークに対してです。ある条件下で QuerySet を繰り返し イテレートすると、メモリリークが発生していました (ときにはかなりの頻度で)。 より詳細な情報は Django のチケットトラッカー (と 関係する Python 自体の Issue) にあります。

Django 1.5 下でメモリ上の問題にあたった場合は、 1.5.1 にアップグレードして問題を解決して ください。

Django 1.5.1 は以下 2 点の小さな修正も含んでいます:

  • テストの間に発せられていたモジュールレベルの警告が隠されなくなりました (#18985)
  • admin ユーザによるパスワードハッシュのフィルタリングが防止されました (#20078)

Django 1.5.1 へのアップグレードは全ユーザーに推奨されます。できるだけ早いほうがよいでしょう。 pipDjango のダウンロードページ からインストールができます。 いつもどおりチェックサムは こちら

最後の1点について、抜け目ない人は気づいたかもしれませんが、 Django 1.5.1 は新しいキーで サインされています。以前までは全てのリリースで、 James Bennett のキーが使われていました。 しかし Django のリリースに複数人の認可が必要になるシステムに移行しています。 これは私たちの バスファクター を向上するためです。 Django 公認のリリース管理者 (releaser) の一覧は Django releasers にあります。

Posted by Jacob Kaplan-Moss on March 28, 2013


以上です。

このリリースの主な要因であるメモリリークについては、 Ian さんのブログ記事 でより詳細に扱われています。

Currently unrated
  • Share

Comments

There are currently no comments

New Comment

* Please fill all required form field, thanks!